補助事業番号 26-1-028
補助事業名 平成26年度 自転車安全利用等、自転車と人にやさしい健康で安全な社会作りを推進する事業 補助事業
補助事業者名 公益財団法人日本サイクリング協会
1 補助事業の概要
(1)事業の目的
身体を動かして感じる風や生涯スポーツとしての楽しいサイクリング、社会ルールとしての道路交通法を遵守し譲り合うマナーを実践できる正しいサイクリングの普及を通じて健康で安全な社会づくりを目指す。
(2)実施内容
①指導者の育成等事業
http://www.j-cycling.org/about/teach.html
サイクリング・リーダー養成講習会を北海道サイクリング協会主管により平成27年2月28日~3月1日、北海道札幌市で開催し、22名が講習修了し、認定された。
○講習会の様子
②サイクリング大会開催事業(全国サイクリング大会)
http://www.j-cycling.org/event/list.html#japan
参加者数417名であったが、全国各地から参加してきたサイクリストで県外交流が図れ、安全・安心な大規模サイクリング大会を提供することができた。
○全国サイクリング大会の会場となった高松国際ホテルの式典会場と出発前の注意事項
好天の中を出発 さぬきうどん作り体験隊
③サイクリング大会開催事業(ブロックサイクリング大会)
http://www.j-cycling.org/event/list.html#japan
本会サイクリング公認指導者を擁する地方協会の主管により、全国6ブロックにおいて安全・安心なサイクリング大会を提供することができた。
主管協会名 |
大会名称 |
開催場所 |
参加数 |
開催日 |
北海道CA |
第52回全道サイクリング十勝大会INとよころ |
帯広市周辺 |
216 |
9/6-7 |
福島県CA |
第50回東北サイクリングフェスティバルINふくしま |
会津若松市 |
195 |
9/27-28 |
埼玉県CA |
第50回関東甲信越ブロックサイクリングラリー埼玉大会 |
東松山市 |
129 |
9/20-21 |
福井県CA |
第46回中部日本サイクリング大会inふくい2days |
勝山市周辺 |
160 |
10/4-5 |
京都CA |
第40回近畿サイクリングフェスティバル |
京都市周辺 |
49 |
10/25-26 |
宮崎県CA |
第49回全九州サイクリングラリー宮崎大会 |
西都市周辺 |
94 |
9/14 |
合 計 |
6大会 |
|
843名 |
|
○北海道ブロック十勝大会の様子
スタートアーチ 北海道とよころを走る
○東北ブロック福島大会の様子
スタート風景 仲間と一緒に走る楽しさよ
○関東甲信越ブロック埼玉大会の様子
自走組の受付 群馬CAのジャージが目立ちます
○中部日本ブロック福井大会の様子
スタート前のストレッチング 休憩終わってさあ出発!
○近畿ブロック京都大会の様子
早朝からの受付 フリーラン故、参加者の一部
○九州ブロック宮崎大会の様子
宮崎県がタンデム走行可をアピール 九州ブロック宮崎大会エイドステーション
④サイクリング大会開催事業(県サイクリング大会)
http://www.j-cycling.org/about/group.html
本会サイクリング公認指導者を擁する地方協会の主管により、県サイクリング及びサイクルスポーツ大会を8地区で開催したことにより様々な形態の安全・安心で手軽に参加できるサイクリング大会を全国各地で提供することができた。
主管協会名 |
大会名称 |
開催場所 |
参加数 |
開催日 |
網走CA |
2014オホーツクセンチュリーライド網走大会 |
網走市 |
70 |
6/22 |
福島県CA |
第47回福島県サイクルスポーツ大会 |
福島市 |
86 |
9/14 |
新潟県CA |
2014 新潟県サイクリング大会in南魚沼 |
南魚沼市 |
40 |
6/2 |
埼玉県CA |
第29回センチュリーラン埼玉 |
さいたま市 |
70 |
5/18 |
三重県CA |
第35回三重県サイクリング大会in桑名 |
海津市 |
32 |
9/7 |
和歌山県CA |
平成26年度おはようサイクリング大会 |
御坊市 |
400 |
8/17-21 |
岡山県CA |
第12回ツール・ド・武蔵 |
美作市周辺 |
99 |
9/14 |
徳島県CA |
第29回徳島吉野川センチュリーラン大会 |
徳島市周辺 |
227 |
10/12 |
愛媛県CA |
2014愛媛ライド |
伊予市 |
196 |
9/7 |
合 計 |
9大会 |
|
1,220名 |
|
○北海道網走サイクリング協会「2014オホーツクセンチュリーライド網走大会」の様子
○新潟県サイクリング協会「2014 新潟県サイクリング大会in南魚沼」の様子
○埼玉県サイクリング協会「第29回センチュリーラン埼玉」の様子
○「平成26年度おはようサイクリング大会」(和歌山県御坊市)の様子
○岡山県サイクリング協会「ツール・ド・武蔵」の様子
⑤特別普及奨励事業(蔵王ヒルクライム大会)
http://j-cycling.org/zao/
増加する自転車愛好者の様々なニーズに応じるとともに地域振興策としてのサイクリングイベントの模範、基盤となる大会が開催できた。
○大会の様子
会場となるホテル前の競輪補助マーク入り横断幕 前日受付は役場前のございんホール内
スタート風景 ビギナークラスゴール手前の分離看板
ビギナークラスのゴール フルクラスの頂上付近雪の回廊は雲の中
フルクラスゴール 表彰式前の加藤JCA会長代行挨拶
⑦特別普及奨励事業(Mt.FUJIエコサイクリング大会の開催)
http://fujieco.j-cycling.org/
環境負荷の殆ど無い自転車に乗車して富士山を一周することにより自然保護の意識を高めるとともに、広域に亘る地域活性化を促進することができた。
○大会の様子
受付日はそこそこ好天でしたが… 当日は雨振りになってしまいました
それでも元気一杯でスタート 途中のエイドステイションでエネルギー補給
⑧特別普及奨励事業(耐久自転車競技大会)
http://tsukuba-taikyu.j-cycling.org/index.html
1チーム3~5名で発信機をバトン代わりに走る耐久サイクリング大会を「2014全日本9時間耐久サイクリングin」として茨城県下妻市の筑波サーキットにおいて、261チーム、927名を集めて開催し、自分の力がスピードに変わる自転車の爽快感を他の交通に阻害されること無く体験でき、且つ、仲間と協働して成し遂げる達成感を味わえる場として、更には手軽に自転車競技の楽しさを広く知らしめる場を提供できた。
○大会の様子
午前7時30分のスタート 競輪選手43回生OB4人の先導
大会バナー走路 大会バナーコントロールタワー前
大会バナー レストハウス前 受付の競輪補助事業告知看板
4時間の部のゴール風景 4時間の部のファミリークラス表彰式
後半5時間の部スタート先導OB4人 9時間耐久のウイニングラン
ゴール後チームでバナー記念写真 9時間の部 表彰式
⑨神宮外苑サイクリングコース運営事業
http://www.j-cycling.org/jingu.html
都心の中心地である神宮外苑の周回コースを毎日曜・祝祭日に自動車の交通規制を実施(年間54回)して、自転車を無料で貸出し、サイクリングを楽しんで貰うとともに、児童・幼児等を中心に、無料の乗り方教室を開催することにより、サイクリングの普及啓発に寄与することができた。
○運営状況は以下のとおり。
開催日/開催日数 |
利用者数合計(名) |
貸出車(台) |
持込車(台) |
受講者数(名) |
4月計/5日 |
5,279 |
3,408 |
1,871 |
501 |
5月計/6日 |
7,296 |
3,884 |
3,412 |
601 |
6月計/2日 |
1,141 |
636 |
505 |
110 |
7月計/5日 |
3,222 |
1,954 |
1,268 |
308 |
8月計/4日 |
2,660 |
1,524 |
1,136 |
292 |
9月計/5日 |
5,256 |
1,854 |
3,402 |
355 |
10月計/4日 |
3,164 |
1,460 |
1,704 |
298 |
11月計/6日 |
6,335 |
4,481 |
1,854 |
652 |
12月計/5日 |
2,629 |
1,674 |
955 |
299 |
1月計/4日 |
1,454 |
1,075 |
379 |
234 |
2月計/3日 |
1,926 |
1,351 |
575 |
304 |
3月計/5日 |
1,802 |
1,014 |
788 |
366 |
26年度合計/54日 |
42,164 |
24,315 |
17,849 |
※4,320 |
※受講者数は貸出車数の内数
○事業の様子(平成26年5月18日撮影)
事務所前の競輪補助事業看板・横断幕 貸出所出口競輪補助事業看板
未就学児童クラスの乗り方教室 就学児童以上の乗り方教室
親子サイクリング 銀杏並木での青山スポーツ祭りタイアップ
○国立競技場の工事による事務所移転後の様子(平成26年8月8日撮影)
自転車乗り方教室と幟旗 自転車乗り方教室と補助事業看板
無料自転車貸出の受付看板
⑪サイクリングに関する広報事業
http://www.j-cycling.org/about/cj_02.html
昨年度に続き、本会賛助会員からの読後感想は「他の自転車専門誌には無いバランスの取れた内容」など高評価が殆どであり、初心者にも分かりやすい内容で楽しいサイクリング、正しいサイクリングの情報提供を行っていることが読者に評価され、わが国の自転車文化の向上に寄与できた。
○CYCLINGjapan2014夏号No478
・表紙は高松-豆島のフェリー コース紹介はうどん県高松
・「自転車人」は毎日新聞「銀輪の死角」の連載 RING!RING!プロジェクトは
を担当した馬場直子記者を紹介 発明協会の補助事業紹介
絹代商品研究所は夏季必需品のアイウエア
○CYCLINGjapan2014秋号No479
・表紙は志摩 スペイン村 秋号のコース紹介は伊勢志摩
・「自転車人」は自転車活用推進研究会の RING!RING!プロジェクトは
小林茂基氏を紹介 監視カメラシステム開発の
ニューメディア開発協会
・絹代商品研究所は自転車用パッド入りパンツ
○CYCLINGjapan2014冬号No480
・表紙は横浜 冬号のコース紹介はミナト横浜
・「自転車人」はサイクルライフナビゲーターの絹代 RING!RING!プロジェクトは
さんを紹介 (N)日本バリアフリー協会
・絹代商品研究所は防寒便利グッズ
○CYCLINGjapan2015春号No481
・表紙は霞ヶ浦 春号のコース紹介は霞ヶ浦
・「自転車人」は小学校教諭でヒルクライムチャンピオン RING!RING!プロジェクトは
の袴田美香氏を紹介 身障者グループホームの
(社福)独歩・介護用リフト
・絹代商品研究所はスポーツバイク用グローブ
2 予想される事業実施効果
①指導者の育成等事業
無謀自転車運転者による事故の増加や高額な賠償が社会問題化し、健康、環境指向を背景にスポーツバイク愛好者の増加が続き、地方自治体は地域住民のための自転車乗用安全教室や健康のための初心者向けサイクリングの開催が求められ、又、サイクリングを観光施策、地域振興施策として採用する地方自治体が更に増加しており、それらの地域でサイクリング催事を熟知した開催要員としての指導者養成を希望していることへの対応策となる。
②サイクリング大会開催事業(全国サイクリング大会)
1千人規模の開催のノウハウが地域に残される体制で開催地の特色を生かした大会を開催することにより、大会名称が残され、若干規模は縮小されるが補助金無しでも継続して開催することが期待される。
③サイクリング大会開催事業(ブロックサイクリング大会)
3百人規模の開催のノウハウが地域に残される体制で開催地の特色を生かした大会を開催することにより、大会名称が残され、若干規模は縮小されるが補助金無しでも継続して開催することが期待される。
④サイクリング大会開催事業(県サイクリング大会)安全・安心で手軽な様々な形態のサイクリング大会を全国各地域に提供することにより、全国レベルで参加者の自転車乗用安全意識が高まり、かつ手軽な健康維持向上の手段として自転車乗用の有用性を再認識する機会となる。
⑤特別普及奨励事業(蔵王ヒルクライム大会)
宮城県側で開催される蔵王ヒルクライムは、山形県側でも注目され、蔵王町と山形県側の自治体との協議が開始された。
⑦特別普及奨励事業(Mt.FUJIエコサイクリング大会)
静岡空港の開港に伴い、空港利用促進策、インバウンド商品として本大会が活用されると思われる。
⑧特別普及奨励事業(耐久自転車競技大会)
他の同種の大会より競技性が薄く、安全であることから、プロショップの顧客サービス、顧客拡大の場として活用され始め、1人走りのクラスを設けていることにより、トライアスロン愛好家からも絶好の練習の場として注目され始め、手軽に安全に自転車競技を経験できる大会として規範となり、同種の大会の拡大が予想される。
⑨神宮外苑サイクリングコース運営事業
「明治神宮外苑大学クリテリウム」という日本学生自転車競技連盟のレースが開催され、普段は自転車競技を観たことのない多くの一般の者に身近にサイクルスポーツの迫力が感じられる場が都内の一等地に出現し、企業なども注目している銀杏並木道路を中心にサイクリング及びサイクルスポーツに関する情報発信の場として様々な利用方法が期待できる。
⑪自転車に関する広報事業
巻頭に掲載しているサイクリングコース紹介については、地方自治体や、コンベンションビューローなどの観光組織から当該地域のコース紹介の希望が寄せられている。
3 本事業により作成した印刷物等
(1)補助事業により作成したもの
⑤特別普及奨励事業(蔵王ヒルクライム大会)
・ 日本の蔵王ヒルクライム・エコ2014 報告書 1,000部
・ 日本の蔵王ヒルクライム・エコ2014 参加選手名簿 2,000部
⑦特別普及奨励事業(Mt.FUJIエコサイクリング大会)
・2014Mt.FUJIエコサイクリング募集パンフ 30,000部
・2014Mt.FUJIエコサイクリング プログラム 1,500部
・2013Mt.FUJIエコサイクリング報告書 500部
左:プログラム 中:募集パンフ 右:大会報告書
⑨神宮外苑サイクリングコース運営事業
・神宮外苑サイクリングコース案内パンフ 1,000部
⑪自転車に関する広報事業
・CYCLING japan2014夏号no.478 25,000部
・CYCLING japan2014秋号no.479 25,000部
・CYCLING japan2014冬号no.480 25,000部
・CYCLING japan2015春号no.481 25,000部
(2)(1)以外で当事業において作成したもの
なし
4 事業内容についての問い合わせ先
団体名: 公益財団法人日本サイクリング協会(コウエキザイダンホウジンニホンサイクリングキョウカイ)
住 所: 〒141-8663 東京都品川区上大崎3-3-1
代 表 者: 会長 谷垣 禎一(タニガキサダガズ)
担当部署: 事務局(ジムキョク)
担当者名: 事務局長小林博(ジムキョクチョウコバヤシヒロシ)
電話番号: 03-5793-3190
FAX: 03-5793-3199
E-mail: jca@j-jycling.org
URL: http://www.j-cycling.org