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フリーライターの 詳細へ土肥 志穂詳細へサイクリング ターミナル に滞在し、おすすめポイントや周辺サイクリングコースを紹介します!

自転車で走って、金沢の魅力再発見!

さて、いよいよここから金沢の市街地を目指して走るわけですが、レポートへ入る前に、まず言わせてください。
金沢を訪れるのはこれで3回目。過去2回は車を使い、 主要観光名所をピンポイントで回ったわけですが、金沢の印象って、「まぁ、ちょっと大きな地方都市だな」というくらいで、特に「あぁ、やっぱり加賀百万石の城下町」という感想を持つことはありませんでした。 本当に金沢のみなさんには申し訳ないんですが、街の中心部に魅力を感じることがなかったのです。

でも今回のサイクリングで、その考えを改めました。
金沢は、裏道を走ってこそ金沢なんですね!しかも、観光名所がおよそ2kmずつの場所に点在しています。

つまり、「自転車で裏道を使いながら巡るのがベスト!」…ということなのです。
これがわかったのは感動でした。このことを踏まえてレポートに入りましょう。

詳細へ サイクリングターミナル からは、県道を使って市街地へ入るつもりだったのですが、地元の方の情報で、浅野川沿いにサイクリングロードがあるとのこと。

石川県には5つの大規模自転車道があって、そのひとつ「金沢田鶴浜自転車道(能登海浜自転車道)」を使えば、 詳細へ 2009年7月に紹介した富来サイクリングターミナル まで行くことができます。
これはすごい!

浅野川沿いにあるサイクリングロードは大規模自転車道とは違って、金沢市が管理しているもの。石川県にはこうした知られざるサイクリングロードがいろいろあるようです。

そのサイクリングロードを走って、またまた感動!
途中にやや障害はあるものの、ほぼ快適に金沢中心部まで行けて、「内灘町サイクリングターミナルはやっぱり金沢散策に最高!」と実感しました。

また、市街地に入って突如現れた古風な通り。
これこそが、金沢に残る3つのお茶屋街の1つ「主計町(かずえまち)」だったのです。

昔ながらのお茶屋、そしてその向かいには、粋なガス灯が並んでいます。
夜になると、通りには三味線の音が響くとか。

うーん、これぞ歴史ある町・金沢なんですね。

市街中心部に着いたら、まず訪ねたいのはもちろん!「 詳細へ 兼六園 」ですよね。
日本三大庭園のひとつで、金沢といったらココです。

有名な「虹橋」は琴のよう。そして、ちょうど「琴柱(ことじ/琴の絃を支える小物)」に見える石灯籠が「徽軫(ことじ) 灯籠」と呼ばれています。

写真 写真

その組み合わせは知っていたのですが、橋の下を流れる小川は「琴の音」を表現していることを、今回初めて知りました。隣にいたご老人が、連れの人に話しているのを聞いたんです(笑)。

こういう庭は、そのいわれを聞けば聞くほどおもしろいですね。

1,500円でガイドさんと一緒に回るツアーやボランティアガイドもあったようなので、お願いすればよかったと、ちょっと後悔。

ただポケーッと歩くよりは、数倍楽しいはずですよ。


詳細へ今回訪れたターミナルはこちら