JCA top
トップイメージ

2009年12月に環境、気候変動などの対策を決めるため開催される「COP15 コペンハーゲン」。 フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン駐日デンマーク大使が温暖化問題に対する意識を呼びかけ日本を自転車で巡るエコサイクリング 「 別サイトへ COP15 Cycling Tour 」をJCAは応援します。


京都からコペンハーゲンへ、日本からデンマークへ、届け地球温暖化のメッセージ!
イメージ

地球温暖化防止条約 (気候変動に関する国際連合枠組条約)の節目となる「第15回締約国会議 (COP15)」が今年、 デンマークの首都コペンハーゲンで開催されます。

日本も重要な役割を果たした「京都議定書」が議決された1997年の「第3回締約国会議 (COP3)」から11年。

地球環境の変化はさらに進行し、温暖化問題に対する世界の意識も大きく変化しました。

「環境、気候変動、12月にコペンハーゲンで決定される対策について人々に関心を持ってもらいたい」 という願いからフランツ=ミカエル・スキョル・メルビン駐日デンマーク大使は、地球温暖化防止をアピールする「特使」とともに日本全国9都道府県を自転車で走る 「COP15 CYCLING TOUR」を開催します。

COP15 サイクリングツアー
写真

京都からコペンハーゲンへとつなぎ、2009年12月に開かれるCOP15コペンハーゲンへの関心を集めるため、 フランツ=ミカエル・スキョル・メルビン駐日デンマーク大使は2009年5月、日本を自転車で巡る旅に出ます。

大使はこの旅を通じ、環境、気候変動、12月にコペンハーゲンで決定される対策について、人々に関心を持ってもらいたいと願っています。

「COP15 CYCLING TOUR」はデンマーク大使館が主催、主管がJCAおよび各地区都道府県協会の 「カーボン・ニュートラル (包括的に二酸化炭素を排出しない)」なイベントです。

デンマーク大使が主催するこのプロジェクトは、5月23日(金)に東京をスタートし、安城、福島、札幌、宮崎、広島、今治、和歌山を経て京都まで、 日本からのメッセージとしてデンマーク首相へ届けることを大きな目標の一つとしています。

「COP15 CYCLING TOUR」ではデンマークのサイクリング事情をはじめとするライフスタイルや、 日本・デンマークのエコへの取りくみをご紹介するイベント、展示も実施予定です。

COP15とは

COPは、締約国会議(Conference of Parties) の略です。

COPは国連気候変動枠組条約(UNFCC) を受けて設置された会議で、年に一度、各国の環境に関わる省庁の大臣が集まり、同条約の成果について話し合います。

2009年12月7日から18日までの2週間、この会議がデンマークの首都コペンハーゲンで行われる予定です。

logo

会議の目的は温室効果ガス排出量の削減のため各国に具体的な取りくみを課した「京都議定書」 に定めのない2013年以降の地球温暖化対策を決め、各国の同意を求めることです。

「COP15 コペンハーゲン」は世界のCO2排出量を規制する役割を持つ「京都議定書」に続く条約を決定する最後のチャンス。

人為的に作り出された温室効果ガスによる気候への影響を最小限にとどめ未来の世代へと受け継ぐためにも、地球規模の気候変動対策が必要なのです。

「自転車国家」デンマーク

デンマークの人たちは環境だけでなく経済にも健康にもやさしい自転車がお気に入り。自転車を持っていない人はほとんどいません。

小さな村でも大きな町でも、雨の日も雪の日も、もちろん晴れの日も。
通勤、通学、ピクニック....様々な場面で自転車を利用しています。

イメージ by Søren Hytting

デンマーク人が自転車で走る距離は年間20億km以上。デンマークは世界有数の「自転車国家」なのです。

デンマークでは自動車税が非常に高額なため、自転車が利用しやすいインフラ整備を求める声が高まり、 自転車専用道や駐輪場などの設置が進みました。

現在デンマークには3,000kmにも及ぶ国有の自転車専用道路や、自転車専用の信号機まであります。 Nørrebrogadeという町ではラッシュアワー時に「グリーンウェーブ」と呼ばれる自転車用の信号が設置され、 毎日約3万台の自転車がこの道をスムーズに通行しています。

専用の切符を購入すればコペンハーゲンのS-train(環状線) や地下鉄、各地域の電車やインタシティー(特急) など、 公共の交通機関に自転車を持ち込むこともできます。オーフスやコペンハーゲンのような都市ではレンタルサイクルも。 住民も観光客も、20デンマーククローネのコインをデポジットに町中の自転車ラックに用意された2,000台ものシティーバイクを利用しています。

COP15 サイクリングツアーの概要
イメージ by Søren Hytting

地球温暖化防止をアピールする「特使」として、大使と一緒にサイクリングされる一般参加者を広く募集しています。

東京、安城、福島、札幌、宮崎、広島、今治、和歌山、京都の日本全国9都道府県を自転車で走ります。

参加料

参加される方にはユニフォームともなる「COP15 特製Tシャツ」ほか、参加記念品を差し上げます

高校生以上

1名あたり 2,000円

小学生・中学生

1名あたり 1,000円

案内 小学生・中学生以下は保護者同伴です
案内 参加者はサイクリング中の事故に備え保険に自動的に加入されるため、有料となります

お申し込み期間

平成21年3月10日(火)〜平成21年5月11日(月)