さっそく七福神めぐりに出発。
ターミナルから南下し、まずは布袋尊のいる「 普濟寺 」 へ。普通の街中を通っていくので、自然の中のサイクリングは望めませんが、ここは関東平野のど真ん中。 ずっと平地で走りやすい!約1.5km、6分ほど走って、目的地の「 普濟寺 」に到着です。
境内を見守るように、布袋さんの石像が門の前にいるいる!
その姿を見ると、なぜかありがたーい気分になります。
布袋尊は実在した中国の禅僧。弥勒菩薩の化身とされ、にこやかな福徳円満の顔が、福運大願を成就させるんだそうです。
敷地内にあるしだれ桜も有名で、これが咲く3月下旬〜4月上旬は、最高の観光スポットになるんだそうです。
さてお次は、南西に3.5kmほど移動して、分福茶釜のお寺・ 「 茂林寺 」へ。
こちらは、大黒尊天がいらっしゃいます。
まずお寺に到着して驚いたのは、参道にずらりと並ぶたぬきの像。
こんなお寺は初めて!
愛くるしいたぬきの顔もいいんですが、像がちょっと風化してて、苔も生えたりしているんで、どこかにタイムスリップしたような気分になります。
[中] 参道には、もちろん!たぬきや茶釜のお土産屋さんが並んでいます。ちょっと圧巻! [右] 大黒様はカラフルに色づけされていました。打ち出の小槌からたくさん福が出てきそう! |
そして3番目に訪れたのが、「 茂林寺 」から5kmほど北上した「 長良神社」 。
商売繁盛、縁結びの神として知られる恵比寿神がおられます。
こちらの恵比寿さんは、本殿の中にあるので、姿を拝見するには神社の社所に声をかけて。祈祷中でなければ見ることができるようです。
小さな木彫りの姿が、またなんともありがたい!
またこの「 長良神社 」は、本殿裏に並ぶ 2本のイチョウの木も有名です。
銀杏がふくよかに実ることから、何事も願いが実るという意味があるそうです。
七福神の中の紅一点、弁財天がいらっしゃるのが、「 長良神社」から1.5km東にある「 尾曳稲荷神社 」。
ここは、毎月第3土曜日に骨董市が開かれることでも有名です。
赤い鳥居をくぐって、弁財天がいるのは本殿脇の右奥、1段下がったところにある、分社のようなほこらの中。
恥ずかしがり屋の女性なのか、残念ながらそのお姿は拝見することはできませんでした。
でも、金魚のいる五角形の堀や、ほこらに装飾されたハスの花や白蛇の彫刻が、今まで見てきた七福神とは趣を逸して、とてもいい雰囲気です。
弁財天はその名の通り金運をもたらす神様。
女性の神様なので、カップルで行くと焼き餅を焼かれると言われていますが、ちゃんとお礼参りをすれば大丈夫だそうですよ。
「 尾曳稲荷神社 」は、5月上旬は藤の花がきれいなので、その時期に行くのもおすすめ。