連載第二回目にご紹介するサイクリングターミナルは、『 館林市サイクリングターミナル「つつじが岡パークイン」』 。
都心から1時間半で行け、本格的なお料理と水辺の景色が堪能できる充実の宿です。
4月中旬から5月上旬は、世界一を誇るつつじをめでることができ、私が行った12月末は、飛来した白鳥たちに会うことができます。
その白鳥が舞い降りるのは、サイクリングターミナルのすぐ脇にある城沼。
野生の白鳥を間近で見られることもさることながら、敷地内で休むカモの多さにもビックリ。
鳥たちの姿は、お部屋、レストランから眺めることができるので、利用者にも好評なんだそうです。
また、地元の人にも親しまれているのが、ターミナル内にあるハーブの湯。
自家栽培のフレッシュハーブを、なんと日替わりで浴槽に。
私が入ったときは、アップルミントのお湯でしたが、まるでミントティーに浸かっているような気分で爽快なんです!
毎月26日は「風呂の日」として、ハーブ以外のお湯も楽しめます。
たとえば、2月はグレープフルーツ、5月はバラなどなど。
日帰り入浴として400円で利用できるし、800円出せば、客室を個室休憩室としても使えます。これなら毎日入っても飽きないし、心も身体もリフレッシュ!
[左] まるで浴槽がティーカップかと思うほど、ハーブのエキスがしっかり溶け込んだCT内のハーブの湯。 [中] お風呂に入れるハーブは、施設の向かいにある畑で自家栽培されています。 [右] 支配人の原一之さん。とっても優しい方で、サイクリストの要望に応えてくれます。 |
そうそう、お湯の名前は「福分けの湯」っていうんですよ。
ハッピーを分けてくれるなんて、とってもステキな名前ですよね。
その「福分け」という言葉には、館林ならではのキーワードが含まれています。
それは、昔話の「分福 (ぶんぶく) 茶釜」。
このお話は、館林市内にある「 茂林寺 」が発祥なんです。
この茂林寺を含むお寺や神社7箇所に、七福神が宿っているといいます。
そこで今回のサイクリングは、この七福神をめぐる旅をすることにしました!
[左] お部屋は落ち着いた純和風。5名まで宿泊できます。ほかに洋室が1室、30名まで宿泊できる大広間も。 [右] エントランスを入ると、たぬきの置物と竹が配された中庭があります。 |