このイベントは、100kmを快適・安全に走ってもらおうと、補給ポイントがたくさん設置される予定です。
そのうちのいくつかは、施設を使った補給ポイントなので、飲み物や食べ物を摂るだけでなく、様々なエコ体験ができます。
約65km地点に登場する施設系補給ポイントは、 「 PICA 山中湖ヴィレッジ 」。
「もっと気軽にアウトドアを」というコンセプトで始まった施設で、敷地内にはステキなコテージやカフェ、ガーデンがあります。
なんと今年7月にオープンしたばかり!
大会に参加した人の拠点となるのが、「ハンモックカフェ」という場所。名前にあるように、ハンモックが設置してあるカフェです。
ここでいただきたいのが、ハンモックドッグ(500円)。
ケチャップやマスタードまで無添加にこだわったホットドッグで、
当日は大会特別価格で提供してもらう予定です。
ハンモックに揺られながら、おいしいホッドドッグをほおばってみては?
林の中にあるカフェなので、本当にゆっくりとした時間が過ごせるはずです。
またこのカフェ、例えば飲み物のカップはリユースしているなど、エコ・ライフのお手本になるようなことが潜んでいます。
エコ・ライフのお手本と言えば、大会参加者は、「ガーデンツアー」と称した施設見学もできます。
ガーデンの端には大きな樽があって、そこに溜まった水を植物の水やりに使っているなど、「なるほど!」と思わせることがたくさん学べます。
「できるだけ多くの方に、富士山麓の自然を体感して欲しいですね」と、マネージャーの田中力さん。
「物質循環、エネルギー循環を目で見て理解して欲しい」と、このガーデンツアーを案内してくれる齋藤薫さん。
きっとステキな出会い(それは人だけではなく、自然やエコ・ライフの発見なども含め)があるハズです。
次に出てくる清水國明ステーションは、この大会の主催でもある「NPO法人河口湖自然楽校」の代表理事・清水國明さんが提供してくれる補給ポイント。
「 清水國明の森の劇場 森と湖の楽園&河口湖SHOW園 」 という場所で、ここでは様々なアトラクションが楽しめます。
「ここ富士山麓は、富士山のパワーがあるんだと思う」という清水さん。
「生えている木が、ほかと比べて大きいんです。針葉樹と広葉樹が混在するこの場所で、フィトンチッドを体感して欲しい」。
フィトンチッドとは、木が放つ香りや殺菌成分のことをいうそうで、森の中にいて「気持ちいいなぁ」と感じるのは、このフィトンチッドのお陰だとされています。
森と湖の楽園には、空中回廊という木の回廊があります。
ちょうど風が吹く4mの高さに設置してあって、フィトンチッドの恵みをいっぱい受けることができます。
また清水さんは「自然と握手をして欲しい」と言います。
「サイクルコンピュータばかり眺めてないで、自然と語り合い、振動数を合わせてみて」と清水さん。
まさに、「先を急がない大会」にふさわしいスポット!
そのほか、ウッドクラフトを体験したり、無農薬の自然食材を使ったオーガニック料理の屋台村で食事ができたり、 最低1時間はのんびりしたいですね。
足湯もありますよ。
所在地は、大会コースのゴールまであと30kmという場所。
前日の宿泊はぜひここを利用したく、清水さんが盛大に前夜祭を開いてくれるそうです。
もしかしたら、「あのねのね」のショーも?
「“あのね”ぐらいにしておいてください」と清水さんはおっしゃってますが、何らかのショーはありそう!
また、大会当日はスタートまでの送迎も思案中。
宿泊施設はモンゴルで見られる「ゲル」もあります。
2日間、フィトンチッドをいっぱい浴びて、元気になってくださいね。