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フリーライターの 詳細へ土肥 志穂 が サイクリングロードを実際に走っておすすめポイントを紹介します!

日本にもロックゲートがあるなんて。ちょっとした名所めぐり気分

ところで、「ロックゲート」ってご存知ですか?

私はこのサイクリングで、「あぁ、あれってロックゲートって言うんだ」と思ったんですが、今回のコースの途中に、昨年10月1日に完成したばかりの、 「 詳細へ荒川ロックゲート 」が あります。

日本語で「閘門 (こうもん) 」と言うんですが、ようするに、高さの違う川でも、船の行き来を可能にする門。

このロックゲートは荒川と旧中川を結んでいます。

コースを道なりに行くと、突如、茶色い水門のようなものが現れます。

事前に調べていたので、それが「 詳細へ荒川ロックゲート 」と わかったんですが、実際に見ると、その大きさにビックリ。

そして、門の向こうにある旧中川の水面をよーーく観察してみると、確かに旧中川のほうが低い。その水面差は最大で3.1mにもなるそうです。

船が行き来する仕組みはこうです。

まず、荒川のほうから船を入れます。
次に、荒川側のゲートを閉めてからロックゲート内の水位を旧中川の水位と同じにします。 そして、旧中川側のゲートを開けるのです。

パナマ運河で有名な仕組みですが、日本にもあったんですね。
そういえば、フランスのストラスブルクでも見たことがあります。

残念ながら船はいなかったけど、なんだか得した気分。

橋を渡り左岸へ。葛西臨海公園はもうスグ!

スタートしてから、走行時間約20分。

葛西橋のところで右岸とお別れし、ゴールの「 詳細へ葛西臨海公園 」へ 行くために左岸へ渡ります。

葛西橋はなんだかレトロな江戸の雰囲気。
たぶん富士山のような形と、葛西橋の文字がそういう印象を与えるんだと思います。

橋の歩道は結構細く、自転車の通行も多いので注意。

ここからの景色も素敵なので、一気に走り抜けるよりは、ゆっくり風景を楽しみながら行くのがいいかもしれません。

この橋を一度抜けると、荒川と中川を隔てる中州に到着します。

この中州にもサイクリングコースがあるんですが、そこを行くと東京湾に突き当たって、Uターンするしかなくなるので、そのまま中川を渡って向こう岸へ。

ここからは正確に言うと中川のサイクリングコースになります。

橋を渡りきったら、歩道の階段を歩いて降りなければなりません。
その後はしばらく車道を行きます。

コースに戻れるか不安になりますが、右側に川の存在を感じながら、とにかく河口へ。

途中、道が左に大きくカーブするところにくるので、それをそのまままっすぐ行くと、「健康の道」というサイクリングコースに出ます。

今まで走りやすかったのに比べると、この区間がちょっとストレス。

でも、「健康の道」は、これまたとっても走りやすい!
河川敷の上を走るコースなので、見渡す景色が素晴らしいし、海まで続くまっすぐな道が気持ちいい!

これで一気にゴールを目指します。

葛西橋から10分も走ると、ゴールの「 詳細へ葛西臨海公園 」へ。 健康の道がそのまま園内に続きます。

園内は休日ともなると家族連れでにぎわいますが、自転車乗りもたくさん集まって、サイクリングをしているそうです。

大きな観覧車、水族館、鳥類観察公園もあって、時間があれば1日のんびりできます。バーベキュー広場もあるので、 車と自転車の2班に分かれれば、「サイクリングのあとにバーベキュー」なんてプランもできそう。

やっぱり何か目的がないと、サイクリングしててもつまらないですもんね!