連載第一回目 に、 「タマサイ」こと多摩川サイクリングコースを走り、「次はどこを走ろうか?」と思ったとき、迷わず頭に浮かんだのが荒川サイクリングコース。
「タマサイ」と並んで「アラサイ」と呼ばれ、自転車仲間の間では、やはりメッカとなっているコースです。
東京湾に向かって伸びるコースは、なんと埼玉から続いています。
ともすれば、東京ディズニーランドまで行けちゃう!
今回は、京成押上線「四ツ木駅」まで輪行し、 そこから「 葛西臨海公園 」を 目指すことにしました。
実は今回、「アラサイ」をちゃんと走るのは初めて。
四ツ木駅で自転車を組み立てたら、四ツ木橋を渡って右岸(川の進行方向に向かって右側)へ。
河川敷に降りると、そこはもうサイクリングパラダイス!?
だって、コース上にセンターラインがひいてあって、対向の自転車とぶつかる心配はないし、2台並んで走っても余裕のある道幅。
どこまでも続く一直線の道は、走る気力を沸き立たせます。
四ツ木橋は河口から約8km地点。遠くに「かつしかハープ橋」を臨む場所です。
ちなみに「かつしかハープ橋」は、橋がS字に曲がっている世界初の曲線斜張橋なんだそうです。
さすが、川の多い我が国日本の技術力!
今回走ったコースでも、中川、綾瀬川、新川など、さまざまな支流に出会えます。
お天気もいいし、風も少ないし、気分良くサイクリングに出発!
走っていてさらに「このコースはいいぞ」と思ったのは、本当にストレスなくひたすら走れること。
多摩川のほうは、橋が現れるたびに、河川敷を上ったり下ったりしなければならなかったけど、荒川のほうはそんなことナシ。
あえて難癖つけるとすれば、雨のあとは河川敷から水が染み出していて、水溜りがかなりある点や、川べりが整備されてないところは、 草がボウボウで川がまったく見えないところぐらい。
でも、走るのにたいした問題ではありません。