長浜市サイクリングターミナルの外観。「ホテルグリーンハウス」というセカンドネームがあります。

今回私がやって来たのは、琵琶湖の北東にある「 長浜市サイクリングターミナル 」。

琵琶湖といえばぐるりと周回できるサイクリングロードが整備されており、特に関西のサイクリストにとっては「いつか1周してみたい！」 というスポットではないでしょうか。
2007年の3月 には、琵琶湖南端の 大津市サイクリングターミナル を訪れましたが、「琵琶湖の北側を走りたい！」、「余呉湖まで足を伸ばしたい！」という方にピッタリなのがココ、長浜市サイクリングターミナルです。

余呉湖とは琵琶湖の北にある小さな湖で、冬はワカサギ釣りで有名な場所です。

ターミナルがある場所は、長浜市でも西黒田地区と呼ばれ、中心部から5〜6kmに位置し、「金太郎の故郷」と言われています。
関東に住む私にとって、金太郎が駆け回った「足柄山」は、神奈川と静岡の県境にある「足柄山」だと思っていました。でも長浜市にも「足柄山」が存在し、「足柄神社」も「芦柄神社」もあります。

実は金太郎伝説って各地に存在するそうで(その数23か所！)、「一度、各地の代表が集まって会議を開いたが、どこが本当の場所か決着がつかなかった」という話をターミナルの方から聞きました。 今でも「全国金太郎ファミリーの集い」として、各地の代表が集まっているようですが、別にケンカするために集まっているワケではないそうです。

宿としては、ほとんどのターミナルがそうであるように、部屋は和室がメインで、バス、トイレ、洗面台は室外になります。

お風呂は大中小3タイプあり、その日の宿泊者数によって決まります。

食事は好みによって選べ、750円のカレー定食から、1,500円のお造り定食、5,000円のイタリアン・牛肉コース(3人以上)など様々。

鍋や会席料理もあるので、問い合わせてみてください。

[左上] サイクリングターミナルからスタートする様々なサイクリングコース。屋外にこのルート看板があるので、宿泊者以外の方も立ち寄ってみては？ [中上] 落ち着いた和室。和室は10室で、ほかに洋室3室、和洋室2室があります。 [左下] 3つの大きさがあるお風呂のうち、こちらが大浴場。 [中下] ターミナルでいただいた夕食。2,500円のおまかせコースだと、こんな感じのメニューでした(日によって変わります)。 [右] 私が食べているのは琵琶湖名物「鮒の子つき」。鮒の洗いに卵がまぶしてあります。