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フリーライターの 詳細へ土肥 志穂詳細へサイクリング ターミナル に滞在し、おすすめポイントや周辺サイクリングコースを紹介します!

MTBに乗って湖畔でダート遊び!

お腹もいっぱいになり、いよいよサイクリングに出発。

こちらの基本コース、八千代湖周辺を走ることにしました。

湖を1周すれば約20kmになるそうですが、寄り道好きの私のことです。
どれだけ進めることやら。

途中までの3.5kmは自転車歩行者専用道になっているそうで、入口は自転車倉庫のところにあります。

中央にラインが引いてあるので、左側走行を守って進みます。

少し行くと、湖のほとりへ下りられる場所がありました。まずはこちらで道草。

マウンテンバイクで来たので、ダートを走って遊びます。

懐かしの「石切り(水切り?)」遊びにも挑戦。

昔は5段、6段ぐらいできたと思うんですが、何度頑張っても3段が限度。腕が落ちました。

再びサイクリングコースへ戻り、今度は 「 詳細へのどごえ公園 」へ。
めずらしい名前の公園ですが、八千代町の偉人、喉声忠左衛門からきているそうです。

この喉声忠左衛門、昔、この辺りが干ばつに悩まされていて、用水路を作ろうとみずから道具を持って土を掘り続けていました。

でも、とうてい人間の力でできる事業ではなかったため、周囲の人から奇異の目で見られ始め、ついには手かせ、足かせ、首かせまでつけられてしまいます。

それでも水路を作り続けた彼は、飛び散る石で喉がつぶれてしまい、「喉声忠左衛門」というあだ名に。

人々にあざ笑われながらも、3年の月日をかけて、約8kmの水路が完成。

周囲の村が水不足で不作の年も、この村だけは豊作となり、喉声忠左衛門は偉人として称えられましたとさ…というお話。
喉声忠左衛門の信念はスゴイ!

のどごえ公園の入り口には、この逸話の看板が。

首かせをつけられながらも、必死の形相で水路を掘る忠左衛門の様子が描かれていました。

彼が掘った水路は、土師ダムの建設により、今は八千代湖の下に沈んでいます。

ターミナルのスタッフの話によると、八千代湖が干上がったときにその水路が出てきたとのこと。

目をくぼませながら作業をする彼の絵を見ていると、水路がダムに沈んでいるなんて、なんだか気の毒になってきます。

のどごえ公園は、花や水辺が美しい、のんびりとした公園。

またまた、マウンテンバイクで楽しい場所です!
橋を渡ったり、土手を上り下りしたり、つかの間のダートライドを楽しみます。

アヤメやショウブがちょうど見ごろを迎えており、シロツメクサもいっぱりでした。 久しぶりに、シロツメクサでお花のネックレスを作ったりして!

のどごえ公園の一角にはBMXのコースもあります。

今回、マウンテンバイクで来たのは、このコースを走ってみたいという思いもあってでした。 こちらのBMXコースは、国内のシリーズ戦も開催されるほど本格的。

BMXコースは初めてで、テクニカルなアップダウンに不安を覚えた私ですが、走ってみるとこれが楽しくって、楽しくって。

ジェットコースターのようなスリルと、「自転車の重心に乗ってる!」というバランス感と…、ホント楽しめました。

自転車の練習にもいいですよ。意外と全身の筋肉を使うのに驚きました。

BMXコースのあとには、バードウォッチングができる 「 詳細へはじ丸館 」という施設が あると聞いていたのですが、どこだかわからなかったので先に進みます。

旅の醍醐味、地元の人とのふれあい!

自転車専用道路には藤棚のトンネルも多くありました。

ここ八千代湖は県下でも有名な桜の名所で、加えて5月初めには藤、6月には紫陽花を愛でることができます。

走りながらどんどん爽快になってくるのは、木々を通した光のベールが私に降り注いでくれるから。
あー、気持ちいい!

しばらく行くと自転車歩行者専用道は終わり。
あとは外周路の歩道を行きますが、特に走りにくさは感じませんでした。

交通量はそれほど多くないので、左車線を行っても大丈夫そうです。アップダウンは多少ありますが、厳しすぎるということはナシ。


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