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フリーライターの 詳細へ 土肥 志穂詳細へサイクリング ターミナル に滞在し、おすすめポイントや周辺サイクリングコースを紹介します!

防府の神社仏閣は、ゆっくりと時間が流れて...

いよいよサイクリングに出発!

まずは防府市内の名所巡り。
防府といえば 「 詳細へ防府天満宮」!  そこを第1の目的地にします。

詳細へサイクリングターミナル を出たら、すぐ佐波川自転車道に出られます。そこを南下するように防府市街地へ。

しばらく行くと、自転車道は専用道から車道脇の歩道と合流します。

前方に歩道橋が見える辺りで、左手に目をやると、防府競輪場の看板が。

こちらに行っても防府天満宮へ行けますが、天神山を上る坂はかなりの勾配と聞いたので、今回はまっすぐ進行方向へ。

前方にセブンイレブンがあるT字路で左折し、広めの歩道を行くと脇に水路がある道へと変わります。
この水路をたどって前進。

水路は佐波川から引かれているもので、昔から生活用水として利用されてきたことが感じられます。

今でも、野菜を洗うのに丁度良さそうな足場が備え付けられ、初めて見たのに懐かしい気持ちさえしてきます。

防府はこうした水路がたくさん張り巡らされていて、水の豊かな街なんです。水面がキラキラと輝いていて、ハヤが泳いでいました。 夏に来ると、またこれが気持ち良さそう!

水路に導かれて進んでいくと、左手に赤い鳥居が見えてきました。
これが防府天満宮の西側。そのまま行って大通りに出たら、左に曲がってすぐが 「 詳細へ防府天満宮 」です。

詳細へ防府天満宮 」は、 京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と共に、三大天満宮とも言われています。

菅原道真を祀る天満宮の中でも、道真が亡くなった翌年 (904年) に建てられた、日本でも最も古い天満宮なのだそうです。

菅原道真といえば学問の神様。
広島出身の私は、「高校・大学受験」=「防府天満宮」という印象が強いのですね。

ただ、ここに来たのは初めて。
鳥居をくぐり、石段を上ると、徐々に赤い楼門が見えてきます。その見え方がなんとも趣があって!

真っ青な空に、楼門が屋根のほうから少しずつ見え始め、青と朱のコントラストが目に鮮やか。
さらに進むと楼門の右側に天神山が現れるのです。

もぉー、ムービーでお見せしたいくらい! ぜひ行って、ゆっくりと石段を上ってみてください。

敷地内にあるしだれ桜も有名で、これが咲く3月下旬〜4月上旬は、最高の観光スポットになるんだそうです。

詳細へ防府天満宮」を あとにしたら、そろそろお昼の時間。

ターミナルの姉川支配人に紹介されたレストランが近くにあるので、ここで寄ることにします。姉川さんが書いたメモを見ると、

 「イタリアン」 「割烹」

と書いてあります。
それってどういう意味?

その意味は現地に着いてわかりました。

店の看板に書かれていたのは「 詳細へ イタリアン割烹 ラ・パンナ 」の文字。そして店は、割烹料亭を思わせるたたずまい。
「ははーん、姉川支配人、防府でもとびっきりの店を紹介してくれたんだな?」。

ここはイタリアンを割烹スタイルでいただける創作料理のお店。

店内はモダンなテーブル席が並び、赤が効いたロッソ・ロッソ (ロッソはイタリア語で赤)なお店。
隣には純和風の離れもあって、畳にテーブルのお部屋でいただくこともできます。

さっそくランチのおすすめ「大名行列伝統の一式」(1,680円)を注文。

この辺りは昔、防府宿として栄え、近くを通る西国街道は、参勤交代で使われていた道なのです。それで、「大名行列」。

細長いお皿に、大名行列を思わせるイタリアンの小皿が並んで、これは目にも楽しい!

特に地元名産・徳地牛のヒレステーキは、スパイシーなソースがかかって、ミディアムレアのお肉が柔らかく、とっても美味。

またイタリアンを思わせるカッペリーニ (極細のスパゲティ) は、サラダにも、お吸い物にも使われていました。 言われなければ、そうめんと勘違いします。
そして、ゴマ豆腐の揚げ出しは、想像を超えるモチモチ感とお出汁の絶妙なウマさ。 これ、おかわりしたいほど!

姉川支配人、ステキなお店を紹介してくださってありがとうございます!

ゆっくりとランチをいただき、次に目指すは「 詳細へ周防国分寺 」。国分寺は聖武天皇によって国ごとに建てられた官寺で、 特に周防国分寺は、昔の面影をそのままに残す、全国でも稀な国分寺なんだそうです。

詳細へ周防国分寺 」に 着いた私は、少し不思議な感覚に包まれました。 これまでこの特集でいろんなお寺を訪問しましたが、ここはちょっと違うんです。

何が違うんだろうと心を静めてみると、まず、空の広さに気づきます。 敷地が広いこともさることながら、周囲に高い建物や塀がないため、とにかく広い空に包まれるような感覚に陥るのです。

そこにそびえ立つ荘厳な本堂。きっと、ここの持つ歴史にも圧倒されたんでしょうね。いつまでも、心を静めていたい気持ちになりました。 また、小春日和の気候が良かったんだと思います。カメラマンさんとも「ここはいい!」と叫びながら、お寺をあとにしました。


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