今月訪れたのは、淡路島にある『 南あわじ市サイクリングターミナル「ゆずるは荘」 』。
関西方面のサイクリストにとって、琵琶湖1周、淡路島1周といえば聖地のような存在!? 自転車を手に入れた中学生も、 最初に挑戦してみようと思う場所と聞きます。
そんな淡路島にある、このサイクリングターミナルは、「もっとサイクリストに利用して欲しい」と、みなさんを待ち望んでいます。
JR新神戸駅でカメラマンさんと待ち合わせして、車でいざ淡路島へ。
本州と淡路島をつなぐ全長約4kmの明石海峡大橋は、世界最長のつり橋。関東の横浜ベイブリッジやレインボーブリッジと違って、視界が広いというか、なんだかパァ〜ッと目の前の景色が広がって、超気持ちいい〜!
やっぱり、「島に行く」ってワクワクしますね。「旅をしてる!」という気分が盛り上がります。 橋を渡ってしばらく行くと、ハイウェイオアシスがあるので、そこでしばし休憩。ここから明石海峡大橋がバッチリ見えるんですよ。
洲本インターチェンジで高速道路を降り、国道28号を通って南あわじ市サイクリングターミナルを目指します。
「山間の、紅葉のキレイな場所」と聞いていましたが、なるほど、国道28号からターミナルに続く道へ入ると、里山の風景に変わります。
いよいよ諭鶴羽 (ゆずるは) ダムに到着…という地点のスグ手前、右側に白い建物が目に入りました。これが「 南あわじ市サイクリングターミナル 」。
別名「ゆずるは荘」と名づけられたこのターミナルは、淡路島の最高峰「諭鶴羽山 (標高608m) 」の麓にあります。
和洋室全20室を備えており、体育館・テニスコートも併設。レストランや大浴場、更衣室、コインランドリーもあって、サイクリストの立ち寄りスポットとしてもバッチリ。
残念ながら自転車の工具類は揃っていないのですが、今後準備を検討するとのことですので、問い合わせてみてください。
宿泊料は1室2名以上素泊まりで、1人3,200円〜というリーズナブルさ。大浴場は火・木・土・日の4日間、17〜19時まで日帰り入浴として利用できます。料金は4〜64歳まで200円、65歳以上は150円。 毎月1〜10日は、伊吹山 (岐阜県と滋賀県の県境にある) から取り寄せた薬草を使って、薬草風呂にしてくれるんだそうです。
淡路島に到着したら、まずはサイクリングを楽しみ、南あわじ市サイクリングターミナルに宿泊。翌日もサイクリングをして、再びターミナルへ戻ってきて大浴場で汗を流す…というプランもできそうですね。
旅先のサイクリングって、宿をチェックアウトしたあとが大変。着替えや輪行、汗を流す場所がなくて困りませんか? でも、ここなら着替えも入浴も、洗濯だってできます。