嵯峨野の竹林で記念撮影。茶色い部分が竹穂垣で、竹の枝を集めて作られています。

お寺巡りをしたあとは、嵐山トロッコ駅を横目に見ていよいよ竹林へ。嵯峨野の風景といえばコレでしょう！

ただ竹が生えているだけでなく、竹穂垣(ちくほがき) という垣根があるのも情緒たっぷり。
「京都に来てよかった！」という想いもMAXです！

竹林を抜けたら野宮神社にも寄ってみましょう。
ここは縁結びの神社としても有名。また、鳥居が木製という点もチェックしてくださいね！ 日本最古だそうです。

竹林を抜けたら、一度大きな道を通ります。
昔、タレントショップがたくさんあった場所だそうです。

その先には「渡月橋(とげつきょう)」。桂川にかかる橋で、橋脚や橋げたはコンクリート製ですが、欄干は木製になっていて、嵐山の景色にマッチしています。

		[左上] 野宮神社では熱心に祈る女性の姿。縁結びの神としても有名なので、何かお願いをしているのでしょうか？ [右上] 人ごみを避けるため、広い通りは一部迂回しました。そうすると、写真のような嵐山羅漢に遭遇。圧巻でした。 [左下] 桂川が見えてきました。水が豊かで、一瞬、池かと思いました。
[右下] 景観が重視された「渡月橋」。今でもお侍さんが歩いていそうです。

「五木茶屋」でかき氷をいただきます。外で食べられるのでサイクリストに人気です。

橋を渡った先に、「五木茶屋」というのがあったので、ここでかき氷をいただきました。
歌手の五木ひろしさんがオーナーだそうです。

かき氷はテイクアウトでき、シロップをかけるときに「少なめにしますか？」と聞かれます。
多くのサイクリストが、「ここを目標に頑張ってきた！」と言って訪れ、食べた後にのどが乾かないようシロップを少なめにしてほしいとリクエストするんだとか。

宇治ミルク金時が450円。ボリューム満点で大満足でした！

中ノ島橋も欄干が木製でした。

一服したら中ノ島橋を渡り、やがて見えてくる桂川サイクリングロードへ入ります。

これを使えば泉大橋まで45kmも走れるんですね！
健脚さんはこのサイクリングロードをどんどん行くのもいいでしょう。

私たちは上野橋(かみのばし) で北上しましたが、とても走りやすい道だったので、あっという間に45km走り切れそうです。井原さんいわく「京都のサイクリストはうるさいから、整備が行き届いてないと誰も使わなくなる」と。

全国のサイクリングロードが荒れつつある中、京都を見習って走りやすいサイクリングロードを作っていきましょう！
[左] ここも時代劇の名所。「先日も撮影していて、切られた侍がここから川に落ちてました」という話をしているところです。 [中] 桂川サイクリングロードの起点でもあり、終点でもある場所に到着。 [右] 舗装がキレイで走りやすいサイクリングロードでした。全国のサイクリングロードも見習ってほしい！

修学旅行で来た覚えのある「東映太秦映画村」。中に入りたい人は、たっぷり時間を取りましょう！

最後は街中を通り、「 東映太秦映画村 」にも立ち寄って帰還。これでザッと20km弱です。

バラエティに富んだコースで、観光も楽しみながら回るにはピッタリだと思います。

ゴール後、井原さんに「いや〜、いいコースでした！」と思わず言っていた私。
ホント、特に女性にオススメです。

10月24日(土)〜25日(日)に開催される「 近畿サイクリングフェスティバル in京都 」に参加するためには、まずお住まいの都道府県サイクリング協会に問い合わせを(一覧は こちら)。協会を通じて9月20日(日)までに参加費を添えて申し込んでください。

参加費は宿泊を伴う場合はJCA会員10,000円、非会員12,000円(いずれも宿泊費、交流会費、保険料を含む)。また当日参加なら、JCA会員2,000円、非会員3,000円(いずれも保険料含む)です。

最後に井原さんからひと言！
「京都は自転車が似合う街です。東西南北10km以下の範囲で主要な観光スポットが回れますし、キツイ上りもほとんどありません。 碁盤の目は道を間違えてもすぐに戻れるし、むしろ自転車のほうが走りやすいほど。みなさんも千年の古都を楽しんでください。気軽にお越しやす」