先月の内灘町サイクリングターミナルの紹介
に続いて、今月も石川県をサイクリング!
「内灘町サイクリングターミナル」から南西へ約20km、金沢市街地から西へ約15kmに位置する、
「 白山市サイクリングターミナル 」をスタートします。
「 白山市サイクリングターミナル 」は、以前は松任(まっとう)市にあり(2005年に白山市と合併)、「シーサイド松任」という別名も持っています。
そればかりか、この別名のほうがよく知られており、ここに泊まった方のほとんどは、サイクリングターミナルであることに気がつかないのではないでしょうか?
それほど館内がキレイで、内装は普通のホテルと変わらない雰囲気を持っています。
しかも先月に引き続き、こちらのターミナルも温泉つき!
美肌が期待できるナトリウム・塩化物泉(中性高張性高温泉) でリフレッシュ。
宿泊客はもちろん、立ち寄りでも利用できます。
お楽しみのお食事も忘れてはなりません。
今回、夕食でいただいたのは、なんと加賀会席。
何より嬉しかったのは、加賀名物を食べられたこと。たとえば「治部煮(じぶに)」。
治部煮は金沢を代表する郷土料理で、鴨肉(または鶏肉) に小麦粉をまぶして、野菜や麩などと一緒に煮たものです。
小麦粉がダシの旨みを閉じ込め、お肉を口に入れるとプルプルとした食感を出して、なんとも言えないおいしさでした。
治部煮が名物とは聞いていたのですが、今回の旅程では食べられないと思っていたので感激。
しかも、この料理を手掛ける料理長の裏ストーリーがおもしろい。
実はターミナルの大森洋樹支配人が他で食事をしたとき、「この治部煮はおいしい! この治部煮が作れる料理人をターミナルに呼びたい!」と、みずからスカウトしてきた方なのだそうです。
つまり、治部煮を食べ続けてきた地元民が、治部煮の中の治部煮を見つけて、このターミナルで提供しているというわけです。
さらに、さらに! 朝食にも注目。
地産地消にこだわり、すべて石川県産の朝食がいただけるのです!
玄米と白米を混ぜたこしひかりのご飯、有機大豆を使った納豆、国産飼料で育てた地鶏の卵…。
安心安全、体にもやさしい朝食が食べられます。
ペダルがいつも以上に回っちゃいそうですね。