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フリーライターの 詳細へ土肥 志穂詳細へサイクリング ターミナル に滞在し、おすすめポイントや周辺サイクリングコースを紹介します!

自転車天国の街に建つ、豪華複合施設のターミナル

今月やってきたのは、鹿児島県は「 詳細へ南さつま市サイクリングターミナル 」。

南さつま市は、知る人ぞ知る自転車の街なんです。

時は平成7年11月11日、南さつま市の前身である加世田市が、ある「誓言(せいげん 意:誓いの言葉)」を発表しました。
それは、健康、環境、産業…そのほかいろんな分野でいいことずくしの自転車を、もっともっと活用しようという誓い=「サイクルシティ誓言」でした。

そもそもこの地には、日本三大砂丘のひとつである吹上浜があります。

浜のそばには広大な吹上浜海浜公園、それを中心とした全長約24kmの吹上浜砂丘自転車道 (加世田日吉自転車道) もあるんです。

この自然環境を生かして、スポーツ、健康の面で自転車を活用するだけでなく、 平成11年には「ツール・ド・かせだ (現「ツール・ド・南さつま」)」を開催し、自転車スポーツ文化の発展にも取り組んできました。 その実力を買われてか、平成13年にはナント、室内自転車競技の世界大会もここで開かれたのです!

今月の3月27〜29日にはMTBのJシリーズ第1戦がここで開催されます。
昨年のJ2から、今回はJ1昇格。国内最高峰のMTBライダーたちが脚を競います。

一般ライダーも参加できる「おむずびMTBパラダイス」というイベントも併催されるそうです。

参加申し込みは3月10日が締め切りと聞いているので、まだ間に合えばみなさんも参加してみては? (詳しくは 別サイトへこちら)

また毎年5月の連休には、吹上浜砂の祭典が開かれます。

吹上浜の砂を使った巨大なサンドクラフトは、「これが砂でできているの!?」とビックリさせられるものばかりだそう。
今年の開催は5月2日(土)〜6日(水)です。

さて、そんな地に立つ 詳細へ南さつま市サイクリングターミナル は、豪華な複合施設。

1つの敷地に宿泊や食事をする場所が分かれて建っているので、宿泊者はそれらを利用することになります。

まず宿泊するのはかせだ交流センター「さんぱる」。玄関を入ると広いロビーがあり、宿泊のお部屋は2階になります。

ウッディな明るいお部屋。

ユニットバス&トイレつきというのがウレシイッ!

私たちが訪れたときは、ちょうど韓国の大学野球チームが合宿をしていました。

さんぱるにも洗濯機があり、長期滞在に対応していますが、さんぱるの裏には、より長期滞在に適した「南さつま市地域交流センター」と書かれた 「さんぱる別館」も。確かにアパートのような作りで、ベランダには洗濯物が干してあります。

また、家族やグループに便利なコテージもあり。

ムムム! これらを見ていると、自転車合宿がやりたくなりますなっ!

そしてレンタサイクルの施設がサイクリングターミナル「りんりん」。

施設の中は自転車博物館にもなっていて、昔の自転車や、室内自転車競技世界大会の思い出も展示されています。

続いて、宿泊者のお腹を満たしてくれるのが、かせだ物産センター「るぴなす」。
レストランと特産品販売コーナーがあり、お土産を買うにも最適。

レストランでは、地元特産を使った料理がいただけるとのことで、さっそく昼食をいただきました。
オーダーしたのは、加世田かぼちゃを使った「かぼちゃラーメン」!!

かぼちゃの皮が麺に練りこまれており、実のほうはスープに使ってあります。だからスープはほんのり甘め。 ベータカロチンたっぷりで、女性に好まれそうなラーメンでした。

るぴなすではもちろん夕飯もいただけます。
夕食の話題はまたのちほど。

最後にお風呂ですが、これがナント天然温泉!!!
日帰り温泉も楽しめる、南さつま市かせだ海浜温泉「ゆうらく」がその施設です。

お風呂はバブルバスや打たせ湯、サウナ、露天風呂まであって、何時間でも入っていられそう (実際2時間入ってました!)。

夕方ともなれば、たくさんの地元の人に親しまれています。

ここまで施設に恵まれているサイクリングターミナルは、今までなかったのでは!?
これは、サイクリングも期待大です!


詳細へ今回訪れたターミナルはこちら