やってきました、宮崎!
今、東国原知事の影響で湧きに湧いている宮崎!
この連載を持つ私にとって、宮崎といえば「 綾町サイクリングターミナル 」。 「早く行ってみたい!」と思っていたターミナルのひとつでした。
それが今回、やっと実現したのです。
綾町は宮崎市の西側にあり、宮崎空港からは車で1時間くらい。日本一の規模を誇る照葉樹林 (温帯常緑広葉樹林) が広がっており、 総面積9,521haのうち約80%が森林で占められています。
人口は7,500人ほどの小さな町ですが、40を超える手工芸の工房があり、木工、陶芸、織物、染色など、 様々な職人がこの地で腕を磨いています。
環境がいいため、県外からの移住者も多く、ほとんどの工房は私たち観光客でも気軽に訪れることができます。
そんなステキな町に建つ「 綾町サイクリングターミナル 」は、陸上競技場やサッカー場も備わっているため、自転車以外のスポーツの合宿所としても使われています。
ロビーには、ここで合宿をしたチームの寄せ書きがズラリと貼られていました。
中でも旭化成の陸上部は常連だそうで、宗茂、宗猛兄弟や谷口浩美さんのサインもありました。
お部屋は畳み敷きで昭和の香り。トイレとお風呂は共同です。
でもこれで一泊二食つき6,300円ですから、長期滞在したいときは助かりますよね。多くのスポーツ合宿で利用されるはずです。
平成21年度中には増築を予定しているそうで、「部屋を増やし、お風呂をもっと立派にします」と言うのは、支配人の兒島悦郎さん。
ターミナルに着くとすぐ、ターミナル内の食堂でお昼をいただきました。
食堂は10:00〜18:00まで一般の人も食事できるよう開いているんだそうです。
いただいたのは「あやどれ弁当」(¥1,000)。
嬉しかったのは、宮崎に来たらまず食べたいと思っていた「チキン南蛮」が入っていたこと。 揚げた鶏肉にタルタルソースをかけた宮崎の名物です。
そのほか、綾町の野菜を使ったおかずが並べられ、「これで1,000円!?」とビックリしてしまうほどのボリュームでした。
デザートに出た日向夏も、初めて食べましたがとっても甘くて!
日向夏って、白い部分をいっぱい残して皮をむくんですね。苦いのかな〜と思いましたが、まったく苦味がなくて、本当においしかったです。
宮崎が掲げる「地産地消」がここにも息づいていると思わせるお昼でした。