今月訪れた『
防府市サイクリングターミナル 』は、防府駅から北へ約3km。
山口県中心部を流れる佐波川沿いにあります。
駅から3kmと近いため、街中のターミナルかと思いきや、山陽新幹線の高架をくぐると、そこは里山を思わせる風景に変わります。
その中にひっそりとたたずむという雰囲気の防府市サイクリングターミナル。
これは走り甲斐もありそうです!
赤いじゅうたんの敷かれたロビーに入ってビックリ。
棚の上に「ムムムッ!」、なんだか年代モノの自転車が飾ってあります。ブランド名を見ると、「ブリヂストン・モンテカルロ」。
こ、これは昔みなさんが憧れていた自転車じゃないですか!? ハンドルはセミドロップ、ギアチェンジはトップチューブについています。
カーレーサーのようなレバーがあって、ガチャン、ガチャンと変えるタイプのアレ!
しかも、「サイクリングターミナル No.1」のプレートと、
隣には中野浩一さんのサイン色紙。
「ターミナルがオープンしたときに、中野浩一さんがいらしてくれて、この自転車に乗って走り初めをしてくれたんですよ。
その記念の自転車です」
そう答えてくれたのは、こちらの支配人・姉川恒三さん。
なるほど〜、それほど価値のある自転車なら、こうして保存しておきたいですよね…、…と思っていたら、
レンタサイクルの倉庫を見せてもらってビックリ!
なんとモンテカルロがズラリ!
こちらでレンタサイクルをすれば、モンテカルロに乗れるってことですよね。今でも現役とは。
ちなみにレンタサイクルの料金は大人1日300円です。
部屋は、古きよき昭和の趣き。
畳の部屋はこれまで行ったターミナルでもめずらしい部類です。
部屋には洗面台がありますが、トイレ、お風呂は共同です。
必要最低限のもので、シンプル&リーズナブルに泊まる…。
なんせ1泊素泊まり2,850円ですからね。
ちなみに部屋に備え付けのタオルがないので、お忘れなく。浴衣は用意してあります。