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フリーライターの 詳細へ 土肥 志穂詳細へサイクリング ターミナル に滞在し、おすすめポイントや周辺サイクリングコースを紹介します!

日本一のサイクリングロードと日本一周したスタッフ

詳細へ耶馬溪サイクリングターミナル 」は、 その名の通り、大分県・耶馬渓にあるサイクリングターミナル。

日本三大渓のひとつの耶馬溪は、無数の奇岩がそそり立つ景勝地です。(ちなみにほか2つは、猊鼻渓[岩手県東山町]と嵯峨渓[宮城県松島町])。

そして、2003年に日本経済新聞「サイクリングロードランキング」で1位に輝いたのが、「メイプル耶馬サイクリングロード」。

メイプルはモミジ、つまりカエデのことで、紅葉の美しい場所でもあります。「ぜひ、この秋のレジャーに訪れて欲しい!」と思い、 今月はこの「 詳細へ耶馬溪サイクリングターミナル 」を訪れました。

飛行機でアクセスするには、福岡空港も大分空港もあまり距離は変わらないそう。

今回は東京からの便が多い福岡空港を選び、レンタカーで1時間半ほどかけて、 詳細へサイクリングターミナル を目指します。

途中立ち寄りたいのが、深耶馬渓の一目八景(ひとめはっけい)。

8つの奇岩が一望できることからこの名前がついたそうで、展望台から見るその景色は、まさに絶景!

「なんであの岩が倒れないの????」というめずらしい岩が、ニョキニョキと生えている感じでとっても不思議です。 紅葉の時期に来れば、さらにため息が出ること間違いなし!

展望台の近くには食堂が並んでいて、おすすめは、だんご汁がおいしい「ほどひら」(大分県中津市耶馬溪町深耶馬3153-8 [TEL]0979-55-2146)。

窓辺から見る一目八景もステキです。こちらで、手作りのそばまんじゅうをゲットして、旅の補給食にしました。

さて、目的の「 詳細へ耶馬溪サイクリングターミナル 」。

まさに建物の目の前に日本一のサイクリングロードが通っていて、「耶馬渓を走ってみたい!」という人にはうってつけの宿泊施設。

なのに、その存在があまり知られていないのか、宿泊者が少ないところが悩みの種です。でも私、自信を持ってオススメします!

まずオススメしたいのは、こちらの主任・河野剛さんの存在。
20代のときに、自転車日本一周を足掛け3年で達成した人物なんです。

「実際に走っていたのは1年くらいだと思うんですが、あとはアルバイトなどをしながら旅を続けました」という河野さん。

「野宿は当たり前の旅だった」とのことで、サイクリングはもちろん、アウトドアの達人ですから、力強いアドバイザーになってくれます。

それから気になる食事とお風呂。

まず食事は、近くの食堂が持ち回りで担当するとか。半月ごとに担当が替わり、私がいただいたのは「下郷味彩・いずもや」のお食事。

素材を大切にする郷土料理のお店で、この日のメニューは炭火で焼いたサンマや、イカのお造りなど。 どれもおいしかったのですが、私が忘れられないのは、サンマの付け合せにあったナスの味。

焼いたナスにしょう油とかつお節がかかっているだけなのに、これが甘くって!  ナスの甘味を感じたのは初めてで、またあのナスを食べるだけでも耶馬溪に行きたいほどです。

実は朝の目玉焼きも、卵の味に深みがあって、「素朴な料理なのに、なんでこんなに印象的なの!?」と、 この原稿を書きながらも喉が鳴ります(笑)。

余談ですが、いつも1週間ほどこちらに泊まる常連さんがいて、その方は糖尿病を患っているそうなんですが、 「いずもやの料理を食べた日は糖が出ない」と、わざわざいずもやの担当のときに泊まりに来るんほどなんだそうです。

お風呂のほうは、各部屋にユニットバスがありますが、「やはり大浴場に入りたい」「温泉がいい」という方には、 周辺に温泉がありますのでそちらへ。

市営深耶馬温泉館「 詳細へもみじの湯 」は、車で15分ほどかかるものの、 入浴料500円のところを半額の250円で利用でき、露天風呂も楽しめます。

レンタサイクルは常時200台。宿泊者は無料で使えます。
チェックアウトした日も無料だそう。

タンデム車も40台あって、親子で楽しむのもいいですし、私はぜひ、視覚障害者の方にも楽しんでもらいたいと思っています。

以前、視覚障害者のサイクリストにお会いしましたが、自分で漕いで受ける風は、本当に気持ちいいんだそう。 このターミナルでは、年に1回、視覚障害者のためのサイクリングイベントを開催しています。

郷土料理も温泉も楽しめて、1泊2食付き6,300円。
これは行くしかないでしょう!!

さて次のページからは、お待ち兼ね! 日本一のサイクリングロードの紹介です!


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