10月24日(土)〜25日(日)に開催される「 近畿サイクリングフェスティバル in京都 」は、嵐山・嵯峨野が舞台。「嵐山・嵯峨野」と聞いただけで「ステキ!」と思う女性も多いことでしょう。
任せてください!
今月は女性にも喜ばれそうなサイクリングコースをご紹介します。
「今日走るのは、今度の大会で用意する推奨コースの1つです」と言うのは、今回の案内人で京都サイクリング協会理事長・井原秀隆さん。
当日は4〜5つほどの推奨コースを用意されるそうで、それをそのままトレースしてもいいし、自分の行きたい所へ脱線してもOKという大会になります。
宿泊するのは「 宇多野ユースホステル 」。
昨年7月に全面改装され、ユースホステルのイメージが覆されるほどキレイな施設でした。
ここへ24日(土)に宿泊し、交流会を経て翌25日(日)にサイクリングへ出発。意気投合した仲間とあれこれコースを考えるのもいいですね。
また交流会には舞妓さんが登場するかも!?
「宇多野ユースホステル」をスタートして5分ぐらい経ったところで、最初の立ち寄りスポットである「
広沢池(ひろさわのいけ) 」に到着。
こちらは時代劇によく使われている池なんだそう。
背景を気にしながら時代劇を見たことがなく、あまりピンときませんが、なるほど! 池のほとりを走るお侍さんのシーンが容易に思い浮かびます。
この大会に参加する前は、時代劇をたくさん見て参加したほうがよさそうですね。
それも、ストーリーではなく、背景に注目!
「 広沢池 」のあとは、田園地帯を走ります。
井原さんから、「左手に、木が生えてない場所がありますが、わかります?」と言われ、左の山に目をやると、山の左手に空き地のような場所。
そこに鳥居が描かれているのがわかります。
「あれが、鳥居形です」と井原さん。
京都の夏の風物詩といえば「大文字焼き」が有名ですが、正式には「大文字送り火」と言って、「送り火」とは、お盆で帰ってきた霊があちらへ無事に戻れるよう、方角を示すという意味があります。
8月16日におこなわれるこの送り火は、「五山送り火」と呼ばれ、実は「大文字」だけでなく、こちらのように鳥居形も含め、全部で五つあるんだそうです。