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フリーライターの 詳細へ土肥 志穂 が サイクリングロードを実際に走っておすすめポイントを紹介します!

入間川から江戸時代へタイムスリップ!

今回、JCAから下った指令は「入間川サイクリングロードへ行け」。
そう、正式名を「川越狭山自転車道」という、埼玉県・入間川沿いのサイクリングロード。

川越といえば江戸時代の面影を残す「小江戸」が有名。この小江戸にも寄れる、約23kmの周回コースを設定します。

スタートは川越水上公園。

ツール・ド・ジャパンの川越ステージ (今年は3月16日開催) もおこなわれる公園です。もし輪行する場合は、西川越駅か川越駅がいいでしょう。

公園ではフリーマーケットが開かれていました。スタートしようと思ったら、「すみません。助けてください」という男の子の声。 「凧がひっかかちゃったの。木に登るの助けてくれませんか?」。見上げれば木の上のほうに凧がひっかかっています。

この日はあいにくの強風。
フリーマーケットに参加した男の子みたいですが、凧の糸が切れてしまったみたいです。 「木に登る…」といっても、とても足が掛けられるような丈夫な枝ではありません。放っておくこともできず、なんとかなだめてサイクリングスタート。

駐車場から時計回りに公園を走ります。「ここを抜ければ河川敷に出られそう!」という道を行ってみたんですが、あえなく撃沈。 一度、公園のゲートを抜けて、一般道から自転車道へ抜けるしかないみたいです。

でも、キレイな富士山を見ることができました。いつも思うのですが、埼玉県から富士山が見えるのって、なんだか不思議なんですよね。

一般道を走って、入間川にかかる初雁橋を目指します。

すると、あった、あった!
川越狭山自転車道の看板。

ここは川越狭山自転車道の通過地点。

実際はもっと南の狭山市・豊水橋から始まっていて、初雁橋までは入間川の右岸を通っています。

つまり、初雁橋をスタートにした場合、入間川の左岸を走って、ゴールの入間大橋まで行くというワケ。

走り出してすぐに、JR川越線をくぐります。
そして道の脇には「水源から62.5km」の道標。 「入間川の水源ってどこなんだ?」と思い、帰宅してから調べてみましたが、おそらく有間ダムのことだと思います。

このサイクリングルートは、途中で河川敷の上に行ったり、下に行ったりします。

途中、どっちを通ればいいのかわからなくなる箇所もありますが、どちらかが砂利道だったり、かろうじて矢印がついていたりするので、 概ね、迷わずに走れると思います。

ただ、河川敷の上を走っていると、
風が強くて全然前に進まないっ!!

くじけて土手を降り、河川敷の下を行きます。
土手が風除けになってくれて、快適!

初雁橋〜入間大橋までのサイクリングロードは約12km。

途中、車止めが多くてちょっと気をつけなければならないものの、スイスイ走れて、あっという間に着いちゃいました。

そうそう、この川越狭山自転車道、入間川の先は荒川自転車道につながっているんです。
それを行けば、葛西まで行けちゃうんですね! ちょっとした冒険です。

入間大橋をくぐったら、すぐの角を右に曲がります。

1本目の角を左に曲がり、信号機のある交差点で右へ。しばらく行くと二股に道が分かれますので、左の細いほうの道へ。 すると、入間大橋から下りてくる大きな道へ合流します。

そのまま進み、工業団地入口の信号機のところを道なりに。鴨田東の三叉路を右に曲がります。

ここからは、ひたすら道なりにまっすぐ。幹線道路沿いですが、広い歩道も多く、概ね良好に走れます。 氷川会館を過ぎると、しばらくしてT字路にぶつかります。