これまでこの特集で、荒川サイクリングコースは走りましたが、東京には旧江戸川や隅田川など、まだ走っていない川があるんですよね。
そこで今回、 06年11月の特集 でゴールに選んだ 「 葛西臨海公園 」を スタートとし、旧江戸川、江戸川を走って「 柴又帝釈天 」にゴールするルートをチョイスしてみました。
そう! あの寅さんで有名な「 柴又帝釈天 」です。
また今回は、「のんびりサイクリングをしよう」ってことで、折り畳み自転車で出かけてみました。
JR葛西臨海公園駅前をスタートしたら、まず公園内の散策。
ここには東京で唯一の干潟があります。
ちょうど潮が引いていたので、寄ってみました。
駅から海に向かって公園を抜けると、葛西なぎさ橋を渡って干潟に行けます。
橋は自転車持ち込み禁止なので、たもとで駐輪して歩いて行きます。
干潟には野鳥が集ってきていて、水辺に住む虫たちもいました。カキの貝殻が無数に落ちていたので、カキもいるみたい。
季節には潮干狩りも楽しめるそうですよ。
私たちが入れるのは西なぎさだけですが、東なぎさのほうは野鳥保護地区になっていて、さらにたくさんの野鳥を遠くに見ることができました。
海風の気持ちいい干潟をあとにして、再び公園を抜けて旧江戸川へ向かいます。
JRの高架をくぐる形で旧江戸川沿いに出られます。
そこはサイクリングロードになっていて、川を見下ろしながら自転車を走らせるのがとっても気持ちいい!
ここは夜8時半頃になると、東京ディズニーランドの花火がきれいに見えるとか。
花火が川面に映って、とってもロマンチックなんですって。
しばらく行くと気持ちよかったサイクリングロードは、右側に壁のある道に変わってしまい、川面が拝めず大変残念なんですが、 まぁ自転車の通れる道があるだけヨシとしましょう。
そのまま進むと、左近川という緑道に行き着きます。公園の中を流れているような、本当に小さな川です。
それ伝いに左へ曲がり、街の中へ入って行くと、なぎさ公園が出てきます。
お目当てはこの公園内にある 「 なぎさポニーランド 」。
残念ながら私たち大人は乗ることができませんが、小学生までなら、ここにいるポニーに乗ることができます。
いろんな種類のポニーがいて、ちょうど幼稚園児たちが乗馬にトライしているところでした。
馬の上に乗ったとたん、目をまん丸に開けてちょっと緊張している園児たちの顔が、とってもカワユイ!
私も幼稚園の遠足でポニーに乗ったときのことを思い出しました。
ポニーには乗れませんでしたが、頭をなでることはできるとのこと。
近くでポニーの顔を見ると、園児たちと同じ目がまん丸で、またまたカワユイ!
こういうふれあいっていいですね。