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フリーライターの 詳細へ土肥 志穂 が サイクリングロードを実際に走っておすすめポイントを紹介します!

今度は「アラサイ」を北へ。しかし、スタートから失敗!

画像へ 先月の荒川サイクリングコースを走って、その走りやすさに感動した私こと志穂は、今度は京成押上線「四ツ木駅」から北上しようと、 再び荒川に馳せ参じました。

写真

ヘルメットを忘れてしまった私…。

ちょっと寝坊気味でバタバタと輪行し、電車に飛び乗ったものの、荒川についていざ自転車を組もうとしたときに気がついたのです。

「やばい…、ヘルメット忘れた…」。

もちろん、ヘルメットをかぶらないで自転車に乗れないことはありません。

実際、家を出るときに、「シューズ忘れちゃシャレにならんな。自転車乗れないもんな」と思い、致命的なミスは回避できたのですが、 やはりヘルメットはかぶったほうがいいです。

私も何度か転んで、ヘルメットに助けられた経験があるし、ヨーロッパのレースシーンでの落車を目の当たりにして、 ヘルメットの重要性を理解しています。

でも今回は、仕方なくヘルメットなしでスタート。
ゆっくり走って、安全走行にはいつも以上に気を配りました。

お天気は快晴! ヘコんだ気分を吹き飛ばして、元気に出発 !!

今回は、京成押上線「四ツ木駅」まで輪行し、そこからを目指すことにしました。

ストレスフリーのコースを北上。あの人気ドラマのロケ地発見!

前回の経験を元に、コースは走りやすい右岸をチョイス。

車1台が余裕で走れるほどの道幅で、中央には上下線を分けるセンターラインが引いてあります。

スタートしてすぐにくぐる京成押上線の高架橋。

この下あたりは、絶滅が心配される「ヒヌマイトンボ」の生息地なんだそうです。

しばらく行くと、「河口から9km」の道標が。
これを目安にすると、自分がどれくらい走ったかわかって便利です。

初心者の方は、5kmくらい走ったら引き返すのがベター。
でもまぁ、往復20kmくらいはなんとか走れるんですけどね。

今回は12km先にある「 詳細へ岩淵水門 」を ゴールに設定しました。

前回と比べて、四ツ木駅から北上コースは、河川敷にグラウンドが多いので視野が開けてて、気分も爽快です。

と言うのは、南下コースは荒地が多く、見える景色はセイタカアワダチソウの群生ばかり。

荒川の川面を拝めることはあまりなかったので、今回はグラウンドを横切り、ちょっとした水質調査へ。

調査と言っても眺めるだけですが、う〜ん…、汚い…。

でもこれでもずいぶんキレイになったとか。もっともっとキレイになるといいですね。

堀切橋をくぐり、約2kmほど走ったところで、カメラマンさんが言います。

「ここって、『金八先生』のロケ地じゃない?」。

確かに、右手には運動場、左手には土手…。

ドラマ『金八先生』でオープンニングをはじめ、ストーリーの随所で見慣れた風景が広がっています。

あとで調べたら、まさにドラマの撮影場所でした。
近くには堀切駅や旧足立二中など、おなじみの場所があるそう。 こういうロケ地めぐりも楽しそうですね。

頭の中で『贈る言葉』のメロディがグルグル回りつつ、さらに北上を続けます。